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第31回 NHKマイルカップ 2026 結果分析

開催: 2026年5月10日(日) 東京11R 芝1600m(A) / 3歳G1 / 18頭立て 天候・馬場: 晴 / 良 勝ち時計: 1:31.5


0. エグゼクティブサマリー

予想結果: 上位3着が ◎-▲-★ で完全一致。3連単26,150円・3連複6,160円が射程内。

馬番 馬名 人気 騎手 タイム 上3F 通過
1 17 ロデオドライブ 1 D.レーン 1:31.5 93 33.3 14-14
2 16 アスクイキゴミ 4 戸崎圭太 1:31.5 93 33.5 11-12
3 11 アドマイヤクワッズ 6 坂井瑠星 1:31.7 91 34.2 7-7

一行総括

過去10年傾向+必須9条件+上がり質の3本柱が完全に機能した結果決着。後方一気の◎、好位差しの▲、中団差しの★という「上がり3F上位3頭がそのまま着順を作った」典型的な差し決着レース。


1. レース基本データ

1-1. 全着順

馬番 馬名 騎手 人気 オッズ タイム 着差 PCI 通過 上3F 体重(±)
1 17 ロデオドライブ D.レーン 1 4.6 1:31.5 93 54.9 14-14 33.3 476(±0)
2 16 アスクイキゴミ 戸崎圭太 4 8.4 1:31.5 93 ハナ 53.9 11-12 33.5 488(-4)
3 11 アドマイヤクワッズ 坂井瑠星 6 9.7 1:31.7 91 1 1/4 50.9 7-7 34.2 478(-4)
4 8 ローベルクランツ 松山弘平 10 28.5 1:31.9 89 1 1/2 51.7 10-10 34.1 484(±0)
5 7 ダイヤモンドノット 川田将雅 3 5.5 1:32.0 88 1/2 48.6 4-5 34.8 480(+6)
6 15 レザベーション 原優介 11 37.3 1:32.0 88 クビ 47.7 2-2 35.0 458(±0)
7 9 サンダーストラック C.ルメール 7 17.0 1:32.1 87 48.8 6-5 34.8 528(+10)
8 12 アンドゥーリル 岩田望来 8 19.7 1:32.2 86 1/2 51.8 13-12 34.2 468(+6)
9 10 エコロアルバ 横山和生 2 4.9 1:32.2 86 ハナ 54.2 15-16 33.7 480(+6)
10 14 バルセシート 北村友一 9 21.3 1:32.3 85 3/4 55.3 16-17 33.5 468(+8)
11 5 ギリーズボール 西塚洸二 14 46.2 1:32.3 85 50.1 11-10 34.6 422(+8)
12 4 カヴァレリッツォ 西村淳也 5 9.3 1:32.4 84 クビ 48.4 7-7 35.0 474(-8)
13 6 ジーネキング 斎藤新 13 43.7 1:32.4 84 クビ 48.9 7-7 34.9 490(-4)
14 3 オルネーロ 津村明秀 15 63.2 1:32.5 83 クビ 52.3 17-14 34.2 498(-6)
15 18 フクチャンショウ 横山武史 12 38.5 1:33.1 77 3 1/2 52.9 17-17 34.3 450(±0)
16 1 リゾートアイランド 佐々木大 18 159.8 1:33.4 74 2 44.4 4-4 36.3 510(+2)
17 2 ユウファラオ 松若風馬 16 90.1 1:33.5 73 1/2 43.3 1-1 36.6 486(-8)
18 13 ハッピーエンジェル 三浦皇成 17 144.4 1:33.7 71 1 43.2 2-2 36.7 432(+4)

1-2. 払戻

券種 組合せ 配当 印的中
単勝 17 460円
複勝 17 / 16 / 11 230 / 300 / 300 ◎/▲/★
枠連 8-8 1,200円
馬連 16-17 1,710円 ◎▲
馬単 17→16 2,990円 ◎→▲
ワイド 16-17 / 11-17 / 11-16 770 / 1,000 / 1,510 3点全該当
3連複 11-16-17 6,160円 ◎▲★
3連単 17-16-11 26,150円 ◎→▲→★

2. ラップ・ペース分析

2-1. レースラップ

区間 通過(累計) 区間1F平均
〜600m(3F) 33.7 11.23
600〜800m(4F) 45.2 11.5
800〜1000m(5F) 56.9 11.7
1000〜1200m(6F) 68.6 11.7
上り3F(1300〜1600m) 11.53(平均)

2-2. ペース判定

ミドル〜やや前傾ペース。前半飛ばし→後半失速の典型構造。

2-3. ペース構造の解釈

観点 内容
前傾度 前3F-上3F=-0.9(やや前傾)
前残り適性 否定:前3角3番手以内は最高でも6着(レザベーション)
中団後ろ〜後方の差し 大優遇:上位4着まで全て4角5番手以下
持続力勝負か瞬発勝負か 瞬発勝負:前半飛ばしてからの上がり質比較

教訓: NHKマイル傾向分析の「前走4角逃げ消去ルール(0/15)」が再確認された。ユウファラオは前走チャーチC逃げ2着→今走逃げ17着。逃げ・先行馬の壊滅(1-2-3-4着の通過順位が14-14, 11-12, 7-7, 10-10)は構造そのもの。


3. 上がり位置分析【メイン】

3-1. ゴール前3F位置と最終着順の変化

CSVの「ゴール前3F位置」表記(◆の位置)から各馬の3F手前位置を抽出し、最終着順との差分を算出。

馬番 馬名 3F手前位置 最終着 順位変動 上3F 人気
17 ロデオドライブ 約14 1 +13↑↑↑ 33.3 1
16 アスクイキゴミ 約12-13 2 +10↑↑↑ 33.5 4
11 アドマイヤクワッズ 約7-8 3 +4↑ 34.2 6
8 ローベルクランツ 約11 4 +7↑↑ 34.1 10
7 ダイヤモンドノット 約5 5 ±0 34.8 3
15 レザベーション 約2 6 -4↓ 35.0 11
9 サンダーストラック 約5 7 -2↓ 34.8 7
12 アンドゥーリル 約12 8 +4↑ 34.2 8
10 エコロアルバ 約16 9 +7↑↑ 33.7 2
14 バルセシート 約16-17 10 +6↑↑ 33.5 9
5 ギリーズボール 約9 11 -2↓ 34.6 14
4 カヴァレリッツォ 約6 12 -6↓↓ 35.0 5
6 ジーネキング 約7 13 -6↓↓ 34.9 13
3 オルネーロ 約15 14 +1 34.2 15
18 フクチャンショウ 約17-18 15 +2 34.3 12
1 リゾートアイランド 約4 16 -12↓↓↓ 36.3 18
2 ユウファラオ 1 17 -16↓↓↓ 36.6 16
13 ハッピーエンジェル 約2-3 18 -15↓↓↓ 36.7 17

3-2. 上がり3F速い順ランキング

順位 馬番 馬名 上3F 最終着 通過 結果
1 17 ロデオドライブ 33.3 1 14-14 後方一気で勝利
2T 16 アスクイキゴミ 33.5 2 11-12 中団差し2着
2T 14 バルセシート 33.5 10 16-17 4角後方が深すぎて届かず
4 10 エコロアルバ 33.7 9 15-16 上がり脚は使ったが届かず
5 8 ローベルクランツ 34.1 4 10-10 4角中団から確実な差し
6T 11 アドマイヤクワッズ 34.2 3 7-7 好位差しで3着確保
6T 12 アンドゥーリル 34.2 8 13-12 中団差しで8着
6T 3 オルネーロ 34.2 14 17-14 後方から押し上げのみ
9 18 フクチャンショウ 34.3 15 17-17 大外+最後方で位置取りに難
10 5 ギリーズボール 34.6 11 11-10
11T 7 ダイヤモンドノット 34.8 5 4-5 好位粘りも差されて5着
11T 9 サンダーストラック 34.8 7 6-5 好位粘りで7着
13 6 ジーネキング 34.9 13 7-7 好位伸び欠く
14T 15 レザベーション 35.0 6 2-2 2番手から粘って6着
14T 4 カヴァレリッツォ 35.0 12 7-7 朝日杯1着馬が完全失速
16 1 リゾートアイランド 36.3 16 4-4 先行失速
17 2 ユウファラオ 36.6 17 1-1 逃げ失速
18 13 ハッピーエンジェル 36.7 18 2-2 2番手失速

3-3. 上がり位置分析の核心

① 上3F最速3頭が上位4着までを独占

上3F順位 馬名 最終着
1位 33.3 ロデオドライブ 1着
2位T 33.5 アスクイキゴミ 2着
2位T 33.5 バルセシート 10着(位置取り深すぎ)
4位 33.7 エコロアルバ 9着(位置取り深すぎ)
5位 34.1 ローベルクランツ 4着
6位T 34.2 アドマイヤクワッズ 3着

上3F上位かつ4角位置が「中団」だった馬がそのまま上位独占。 4角16位以下のバルセシート・エコロアルバは上3Fが速くても位置取りが深すぎて届かなかった

② 「届く差し」と「届かない差し」の境界線

4角位置 着順の傾向
4角1-3番手(逃げ・番手) 壊滅(最高6着のレザベーション)
4角4-6番手(好位) 5着・12着(ダイヤモンドノット5、カヴァレリッツォ12)
4角7-12番手(中団) 1着・2着・3着・4着を全て輩出
4角13-15番手 8着・14着
4角16-18番手(最後方) 9着・10着・15着

境界線は「4角7-12番手」。これより前は失速、これより後ろは届かない。今回の勝ち筋は「ロングスパートで4角中団→直線一気」

③ 逃げ・先行の完全崩壊

通過順位1-1-1-1だったユウファラオ(松若):上3F 36.6で17着。 通過順位2-2-2-2だったハッピーエンジェル(三浦):上3F 36.7で18着。

→ 過去10年傾向分析の「前走4角1番手は0/15で複勝率0%」ルール、今回はユウファラオが該当(前走チャーチC逃げ2着)。前走逃げ→今走も逃げ→失速の典型。


4. 過去10年傾向の検証

4-1. ルール別の的中状況

過去10年ルール 2026年の検証 判定
① 前走1着馬は消し(複勝率5.6%) アスクイキゴミ(前走チャーチC1着)が2着 △ 例外発生
② 前走4-5着が黄金(複勝率34.8%) ロデオドライブ(前走NZT2着)・エコロアルバ(前走4着)→9着 △ 部分的
③ 1番人気は信用しない(勝率10%/複勝率40%) ロデオドライブ1番人気→1着 × ルール破り
④ 2番人気が主役(勝率40%) エコロアルバ2番人気→9着 × 不発
⑤ 二桁人気の3着内 該当なし(1+4+6人気で決着) × 不発
⑥ 前走4角1番手は消し(0/15) ユウファラオ→17着 ○ ルール継続
⑦ 2000m短縮組(勝率17.6%) アドマイヤクワッズ(前走皐月15着)→3着 ○ ルール継続
⑧ ファルコンS延長組から穴 ダイヤモンドノット(1人気)5着・フクチャンショウ15着 × 不発
⑨ 前PCI 48-55の馬が中心 上位3着全員該当 ○ ルール継続

4-2. 「荒れる構造」が今年は影を潜めた

過去10年で9/10年が3連単万馬券だったNHKマイルだが、2026年は3連単26,150円と相対的に低配当決着。

理由: 1. 1番人気のロデオドライブが9/9条件完全該当で例外的に信頼できた 2. 2-6人気の上位グループが条件適合度の濃淡で明確に序列化 3. 二桁人気の激走馬が出なかった(バルセシート9人気10着・ローベルクランツ10人気4着が最高)

2026年は「典型的な荒れるG1」ではなく「条件適合度で素直に決着したG1」だった。これは過去10年で2024年(ジャンタルマンタル決着・3連単8,520円)に近い構造。

4-3. 1番人気の歴史的位置づけ更新

期間 1番人気の成績
2016〜2025 1勝3複(勝率10%/複勝率30-40%)
2016+2026 2勝(メジャーエンブレム+ロデオドライブ)

共通点: - 両者とも前走で取りこぼし(メジャー:桜花賞4着、ロデオ:NZT2着→失敗の自己診断「3、4角で脚を取られて鈍ってしまった」) - 両者とも必須9/9条件完全該当 - 両者とも前走補が80-90範囲のミドル(メジャー86、ロデオ89相当)

新ルール候補: 「1番人気でも、必須9/9条件完全該当かつ前走負け(4-5着)の取りこぼし型なら買い」。逆に前走完璧勝利型の1番人気は依然として消し(過去10年6回失敗)。


5. 勝馬必須9条件の検証

5-1. 上位3着馬の条件適合状況

条件 ①新馬1着 ②前走重賞 ③前着≤5 ④前補≥80 ⑤PCI≥RPCI ⑥前上3F≤35.7 ⑦キャリア≤6 ⑧前距離 ⑨ZI前置 適合
1着⑰ロデオドライブ ○(NZT G2) ○(2着) ○(89) ○(1600) 9/9
2着⑯アスクイキゴミ ○(チャーチC) ○(1着) ○(83) ○(2戦) ○(1600) 9/9
3着⑪アドマイヤクワッズ ○(皐月G1) ×(15着) ○(88) ○(2000) 8/9

5-2. 条件破りの3着馬から見えるもの

3着のアドマイヤクワッズは前走皐月賞15着で必須③(前走着順≤5)を破ったが、他の8条件を満たしTGX88(3位タイ)の地力で押し切った。

示唆: 過去10年データで「9/10条件適合の馬しか勝てない」のは事実だが、3着争いには「8/9条件適合かつ地力上位」の格上挑戦組が紛れ込む余地がある

これは新ルール候補として記録: - 3着候補のフィルターは8/9条件で許容 - 1着・2着候補のフィルターは9/9条件を維持

5-3. 9/9該当馬の的中率(出走馬中)

予想時点で9/9該当だったのは: ⑰ロデオドライブ・⑩エコロアルバ・⑯アスクイキゴミ・⑭バルセシートの4頭。

9/9該当馬 結果
⑰ロデオドライブ 1着
⑯アスクイキゴミ 2着
⑭バルセシート 10着
⑩エコロアルバ 9着

→ 9/9該当4頭中2頭が連対。「9/9該当しても外す馬の特徴」: - バルセシート: 4角16-17番手の最後方差しで東京1600mに位置取りが届かなかった - エコロアルバ: 中19週超休み明けで実質的に勝負仕上げが不足、加えて通過15-16の深い位置取り

新ルール候補: 9/9該当でも「4角13番手以下に下がる脚質」or「中3ヶ月超の休み明け直行」は減点


6. 予想印別の検証

6-1. 印別の結果対照

馬番 馬名 結果 評価
17 ロデオドライブ 1着 ◎ 完全的中
10 エコロアルバ 9着 × 大ハズレ
16 アスクイキゴミ 2着 ◎ 完全的中
11 アドマイヤクワッズ 3着 ◎ 完全的中
18 フクチャンショウ 15着 × 凡走
4 カヴァレリッツォ 12着 ×
7 ダイヤモンドノット 5着 △ 5着で外し(着内ぎりぎり)
14 バルセシート 10着 ×

6-2. 的中分析

◎⑰ロデオドライブ(1着)

勝因: - 必須9/9条件完全該当(Aランク) - 上3F 33.3秒(出走馬中最速)の決め手 - レーン東京芝1600m48.2%(騎手データ最強) - 4角14番手から東京の長い直線で一気 - 体重476±0で前走と同体重維持

予想で押さえた要素が全て機能:

"9/9完全該当・TGX89最高タイ・レーン東京芝1600m48.2%・調教↗・厩舎絶好調コメント・馬体安定。最大のリスクは『1〜2番人気を背負う構造的逆風』のみ"

構造的逆風(1人気の壁)も突破して勝利

▲⑯アスクイキゴミ(2着)

好走要因: - 必須9/9条件完全該当(Aランク) - 上3F 33.5秒の決め手 - 父ロードカナロア(過去10年複勝率23.5%) - 戸崎東京1600m38.1%の好相性 - キャリア2戦の伸びしろが最大値で出現 - 体重488(-4)で前走から続調整、当日でも反動増なく好状態

予想で警戒した「前走1着の超逆指標」(複勝率5.6%): - 過去10年で36頭中1勝2複の壁を突破して2着 - 例外的成績ながら、「前走1着でも他8条件適合+好相性騎手+好調教」なら例外が起きうると証明

★⑪アドマイヤクワッズ(3着)

好走要因: - 東京芝1600m新馬1着・上3F33.3の直接的舞台適性が機能 - 友道師「直線がたっぷりある東京の1600メートルに替わるのもプラス」コメント通り - チークピーシズ初装着でラスト伸び効果が出現 - 4角7番手の好位差しが「届く差し」の境界線にハマる - TGX88(3位タイ)の地力 - 体重478(-4)で3戦連続増加から減方向(予想で「減なら更にプラス」と指摘した通り)

予想で評価した複合プラス要素が全て機能:

"東京芝1600m新馬1着・上3F33.3の直接的舞台適性データは出走馬中で最強級の根拠"

→ 8/9条件で必須③×だったが、地力評価で押さえた判断が完全に正解

6-3. 外し分析

○⑩エコロアルバ(9着)— 最大の外し

敗因: - 中19週超休み明け直行:予想で最大リスクとして指摘していたポイントが直撃 - 朝日杯FS以降の実戦感不足 - 通過15-16の深い位置取り(4角後方差し) - 上3F 33.7秒の脚は使えたが、位置取りが深すぎて差し届かず - 体重474→480(+6):自然成長範囲内だが、休み明けの仕上げ不足を補えず

予想時の予防コメント:

"リスクは「中19週超休み明け」と「4角8からの差し脚質」のみ"

2つのリスクが両方顕在化した結果の敗戦。直行ローテのサンプル不足を「セリフォス2022が朝日杯1着→直行で1人気4着0.3秒差で能力示現」と過大評価した可能性。

教訓: 中3ヶ月超の休み明け直行は、たとえ9/9条件該当でも本命級評価は危険。次走以降のサンプルとして記録。

☆⑱フクチャンショウ(15着)

敗因: - 大外18枠+4角17番手の最後方で位置取りが届かない領域へ - 上3F 34.3は悪くないが、ロデオ33.3とは1秒差 - 加藤師「大外枠だとどうしても厳しい」のコメント通り - 小柄馬450kg(±0)で体重変化はOKだったが、ペースに対応できず

△⑦ダイヤモンドノット(5着)

敗因: - 朝日杯時の「1600mで4角1番手まで行く脚質」が抑え気味で機能せず - 上3F 34.8秒は前残り組にしては悪くないが、後方の差し脚に屈す - 体重480(+6):朝日杯時から増加傾向で太め残りの可能性 - 1人気→3人気にオッズ動いた構造的不安が現実化

予想で警戒した要素:

"必須⑦キャリア超過(7戦)+NHKマイル1番人気の複勝率40%(凡走4回)+朝日杯時1600mで4角1番手まで行った脚質傾向で1600mに戻った時の前々リスク"

5着で凡走パターンほぼ的中(複勝圏外)。3連系のヒモ運用にしたのは適切判断。


7. 馬券結果(推定)

7-1. 想定買い目と結果

3連単フォーメーション ◎→[○▲★☆]→[○▲★☆△△△]:4×7=28点 - 17 → 16 → 11 ヒット = 26,150円 - 投資100円×28点 = 2,800円 - 回収9.34倍

3連複BOX [◎○▲★☆]:5C3=10点 - 11-16-17 ヒット = 6,160円 - 投資100円×10点 = 1,000円 - 回収6.16倍

馬連 ◎→[○▲★]:3点 - 16-17 ヒット = 1,710円 - 投資100円×3点 = 300円 - 回収5.70倍

ワイド ◎→[○▲★]:3点 - 11-17 ヒット = 1,000円 - 16-17 ヒット = 770円 - 合計 = 1,770円 - 投資100円×3点 = 300円 - 回収5.90倍

7-2. 印優先度と的中の対応

印優先度 結果
1位 ◎ 17 ロデオドライブ 1着
2位 ▲ 16 アスクイキゴミ 2着
3位 ★ 11 アドマイヤクワッズ 3着
4位 ○ 10 エコロアルバ 9着
5位 ☆ 18 フクチャンショウ 15着

印1-2-3位がそのまま1-2-3着。○⑩の評価が高すぎたのが唯一の課題。


8. 教訓・次走への示唆

8-1. 機能した分析要素

要素 機能度 詳細
必須9条件スクリーニング 9/9該当馬から1-2着を輩出
過去10年「前走4角逃げ消去」 ユウファラオ17着で再確認
過去10年「2000m短縮組」 アドマイヤクワッズ3着
東京芝1600m騎手データ レーン48.2%・戸崎38.1%
馬体重の前走→今走分析 アドマイヤクワッズ-4で減方向プラス的中
調教評価(自己ベスト等) アスクイキゴミ自己ベスト→2着
東京新馬1着の舞台適性 アドマイヤクワッズ★評価の根拠

8-2. 機能しなかった要素

要素 不発理由
過去10年「前走4-5着が黄金」 エコロアルバ(前4着)が9着で不発
過去10年「1番人気は消し」 ロデオドライブ1人気1着で例外
「中19週超休み明けでも能力で来る」期待 エコロアルバ9着でリスク顕在化
ファルコンS延長組から穴 ダイヤモンドノット5・フクチャンショウ15で不発

8-3. 標準ルール改訂候補(次走以降の検証対象)

傾向ルールは1レースの結果で改訂しない(標準原則)。以下は改訂候補としての記録のみ。

候補①: 「1番人気でも、必須9/9条件完全該当かつ前走負け(4-5着)の取りこぼし型なら買い」 - 過去10年でメジャーエンブレム2016+ロデオドライブ2026の2例 - サンプルは少ないが、共通パターン(前走負け+9/9該当)が明確

候補②: 「中3ヶ月超の休み明け直行はAランクでも本命級は危険」 - エコロアルバ2026のサンプル1件 - セリフォス2022もぎりぎり4着で勝てなかった - 「直行は能力示現できるが勝つには実戦感が必要」というパターン

候補③: 「8/9条件適合馬は3着候補としてヒモ評価可」 - アドマイヤクワッズ2026のサンプル1件 - 必須③(前走着順≤5)を破っても他8条件+地力で3着までは射程

候補④: 「9/9条件該当でも4角13番手以下に下がる脚質は減点」 - バルセシート2026・エコロアルバ2026のサンプル2件 - 東京1600mでも「届く差し」の境界線は4角12番手まで

8-4. 個別馬の次走以降の評価

馬名 今回着 次走以降の評価
ロデオドライブ 1 古馬G1で再評価対象。マイル路線(安田記念・マイルCS)
アスクイキゴミ 2 キャリア3戦の伸びしろ最大。安田記念や毎日王冠候補
アドマイヤクワッズ 3 チークピーシズ装着での1600m適性確認。ダービー転戦は距離不安
ダイヤモンドノット 5 1600m4角1番手脚質の改善必要。短距離戦線で再評価
エコロアルバ 9 「直行リスク」の教訓。次走は1度叩いてから再評価
カヴァレリッツォ 12 朝日杯1着の能力は信用継続も、皐月15→今走12と連敗で評価難

9. 総括

本予想は「データ+フィルター+騎手+調教+厩舎話+馬体重」の統合判断が機能し、印◎▲★がそのまま1-2-3着となった。3連単26,150円・3連複6,160円は射程内であり、回収倍率6-9倍の好結果。

学びの要諦: 1. 必須9/9条件スクリーニングは引き続き有効。9/9該当馬から1-2着が出た 2. 8/9条件馬は3着候補としてヒモ評価が妥当(アドマイヤクワッズで証明) 3. 中3ヶ月超の休み明け直行は能力示現と勝負仕上げを分けて評価する必要 4. 東京芝1600m新馬1着の舞台適性データは最強級の根拠として継続活用 5. 「1番人気は消し」ルールには例外条件(取りこぼし型・9/9該当)がある

改訂方針:

過去10年傾向ルールは1レースの結果で改訂しない。本分析で挙げた改訂候補①〜④は、次の2027年以降のNHKマイルまたは類似構造G1で再検証する。


本分析は2026年5月10日NHKマイルカップの結果に基づく事後検証。ZI・マイニングは結果分析では使用していない(位置取り・上3F・補・PCI・前走比較を中心に分析)。