【11R】第79回朝日杯セントライト記念 – レース分析

投稿者: | 2025-09-15

2025年 9月15日(月) 4回中山5日目 15:45発走


単勝フィルター計算結果と注目馬

単勝オッズとZI、補正タイムを基に計算した「単勝フィルター値」のリストです。この値が高いほど、データ的な妙味がある馬と言えます。

枠-馬番 馬名 ZI 補正タイム 単勝オッズ 単勝フィルター値
1-1ジーティーアダマン107836.31409.52
2-2ピックデムッシュ110808.81000.00
3-3サクラファレル115839.11048.35
4-4リギーロ1107782.0103.41
5-5ヤマニンブークリエ1108724.8385.08
5-6ミュージアムマイル123953.03895.00
6-7ビーオンザカバー1108021.9401.83
6-8レッドバンデ112915.02038.40
7-9ファイアンクランツ104914.91930.61
7-10ブルータス1158268.5137.96
8-11エーオーキング857649.8129.52
8-12フィーリウス928478.199.18

単勝フィルター値 高順リスト

  1. ミュージアムマイル (6):3895.00
  2. レッドバンデ (8):2038.40
  3. ファイアンクランツ (9):1930.61
  4. ジーティーアダマン (1):1409.52
  5. サクラファレル (3):1048.35

穴馬候補

TGX最大値(95)に対して-15以内の補正タイムを持ち、かつ5番人気以下の馬をリストアップします。今回の穴馬候補は以下の通りです。

  • ヤマニンブークリエ (5):TGX最大値-8。単勝24.8倍で5番人気以下。
  • ビーオンザカバー (7):TGX最大値-15以内。単勝21.9倍で5番人気以下。
  • ブルータス (10):TGX最大値-13以内。単勝68.5倍で5番人気以下。
  • フィーリウス (12):TGX最大値-11以内。単勝78.1倍で5番人気以下。

各馬の戦績と調教の傾向分析

今回のセントライト記念は、有力馬・穴馬ともに高いレベルで調整されており、見応えのあるレースとなりそうです。データと調教から見た各馬の傾向を分析しました。

1番 ジーティーアダマン

戦績傾向:皐月賞では大敗も、1勝クラスでは勝利。距離適性が合う2200mへの出走は好材料です。
調教分析:5ヶ月ぶりですが、力強い脚捌きを見せています。前肢のたぐりがパワフルで、好仕上がりが期待できます。

2番 ピックデムッシュ

戦績傾向:5戦して連対率100%と非常に堅実。中山2200mコースで2勝を挙げており、コース適性は抜群です。
調教分析:促されてからの反応が良くなっており、状態は順調に整っています。脚捌きも機敏で、態勢は万全です。

3番 サクラファレル

戦績傾向:近走は連勝しており、特に湯浜特別では圧勝。デビューから着外がなく、安定感はメンバー屈指です。
調教分析:抜群の動きを見せ、フットワークは力強さ満点です。気配も良く、好調を維持しています。

4番 リギーロ

戦績傾向:近走は芝2600mで連勝。長距離適性が高く、スタミナは豊富です。
調教分析:気性的に幼い面は残るものの、馬体は良く、フットワークも素軽いです。ひと息入った後も順調に仕上がっています。

5番 ヤマニンブークリエ

戦績傾向:芝では2勝。G1では苦戦する傾向にありますが、得意の2000m以上で巻き返しを図ります。
調教分析:胴が長くステイヤー的な要素を持つ馬で、稽古の動きもスムーズ。ひと追いごとに良化しており、侮れない存在です。

6番 ミュージアムマイル

戦績傾向:皐月賞を勝利した世代トップクラスの実力馬。今回のメンバーでは実績最上位です。
調教分析:久々のレースですが、調教は非常にパワフル。ひと夏越して馬体が締まり、集中力も増しています。追い切り内容からは絶好調と判断できます。

7番 ビーオンザカバー

戦績傾向:近走はG3で4着、1勝クラスでは勝利と堅実。中山2200mは苦戦しましたが、上位進出の可能性は十分です。
調教分析:仕上がりは良好と評価されており、毛ヅヤも冴えています。馬なりで余力のある動きができており、好走の余地は十分です。

8番 レッドバンデ

戦績傾向:前走の稲城特別で圧勝。青葉賞でも4着と重賞でも通用する実力を持っています。
調教分析:絶好調の様子で、追い切りではラスト1ハロン11.4秒と鋭い切れ味。攻め解説にも「態勢万全」とあり、非常に高いレベルで仕上がっています。

9番 ファイアンクランツ

戦績傾向:青葉賞2着、すみれステークス3着など重賞・リステッドで好走。堅実な走りが持ち味です。
調教分析:フワフワした動きで集中力に欠けるとの評価が気になります。追い切りの動きだけでは強調しづらいです。

10番 ブルータス

戦績傾向:ダートで2勝を挙げており、芝の重賞では未知数。
調教分析:硬めの捌きでダート向きの可能性もありますが、実戦タイプとしてはよく動けており、状態そのものは良好です。

11番 エーオーキング

戦績傾向:1勝クラスを勝ち上がったばかりで、重賞では苦戦が続いています。
調教分析:体をうまく使いこなせていない印象ですが、集中力は感じられます。馬体もすっきりしており、力は出せる状態です。

12番 フィーリウス

戦績傾向:芝2600mやダートで勝利。長距離適性があり、条件次第で上位に食い込む力を持っています。
調教分析:先行して終いの反応が良く、好調を維持しています。夏場に2戦使った疲れも見られず、上向きの気配が感じられます。


総合的な見解

データ分析では、ミュージアムマイルレッドバンデが単勝フィルター値で突出しており、調教内容からも高い評価ができます。この2頭がレースの中心となる可能性が高いでしょう。

一方で、単勝オッズは高いものの、データ的に妙味があるヤマニンブークリエビーオンザカバーフィーリウスといった穴馬候補も、調教では上々の動きを見せており、好走の可能性を秘めています。

今回のレースは、有力馬が堅実な走りを見せる一方で、穴馬の台頭にも期待できる展開となりそうです。